【ボート】SG・クラシックは中岡正彦、池田浩二に注目

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 2月上旬から各地で開催されていた地区選が終了。各地区の優勝者を列記すると、関東が永田秀二、東海は池田浩二、近畿は太田和美、四国は中岡正彦、中国は村松修二、九州は桑原悠。優勝すればSG・クラシック(3月17~22日・平和島)の出場権が手に入ることになり、永田、中岡、村松、桑原が権利をゲット。永田、村松はうれしいSG初出場を決めた。池田、太田の2人はすでに権利を有していたため、予備1位の三井所尊春、同2位の平高奈菜が繰り上がりで最後の出場切符を手にした。記者は中国地区選(まるがめ)、東海地区選(蒲郡)を取材。そこで優勝した2人をクラシックの注目選手として挙げたい。

 四国地区選は中岡が3カドからまくり差してデビュー23年9カ月目にしてG1Vを達成。SGは2015年のダービー(浜名湖)以来の出場となるが、過去2回のSG優出はともに今回と同じく平和島でのクラシック(02年、13年)。“縁”のある舞台での快走もあるか?

 東海地区選は地元“愛知のエース”池田が2コースから差し切ってV。1号艇で人気を集めた菊地孝平を鋭角な差しで撃破した。予選ラストだった4日目10Rで5着に終わり、トップ通過は逃したが、最後はキッチリと締めた形となった。優勝後のインタビューでは地元で開催されるSG・チャレンジカップ(11月24~29日・蒲郡)へ「地元のSGを目標に、ドリームメンバーに選ばれるくらい稼ぎたい」と意気込みを話した。チャレンジカップはその年の獲得賞金で出場が決まる大会。SGV歴(11年ダービー)のある平和島水面なら賞金上積みへの期待もできる。クラシックでも注目したい1人だ。(関西ボート担当・松下央)

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