【ボート】戸田は家族で楽しめるレジャー施設 昨年2月に完成の遊具施設が大人気

モーヴィ戸田の遊具施設
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 「ボート記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 昨年2月にボートレース戸田にオープンした「BOAT KIDS PARK モーヴィ戸田」が大好評だ。子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」の埼玉県の年間ランキング1位を獲得(集計期間は18年12月1日~19年11月30日)。近日中に来場者が10万人を突破する見込みで、インターネット、口コミでファミリー層に浸透していることが分かる。営業日はボートレース戸田の開場日だが、場内には家族連れの姿が目立つ。施行者の戸田競艇企業団・八木橋英一事務局長は「場内の景色が変わりました。ベビーカーが多く、ショッピングモールのイメージ。子供たちが安心して遊べる施設です」と胸を張る。

 「BOAT KIDS PARK モーヴィ」は、BOATRACE振興会が教育玩具・遊具の輸入・開発・販売と全国にあそび場作りを提供する「ボーネルンド」と提携して設置された施設で、昨年4月にボートレース下関、同12月にボートレース浜名湖でもオープンしている。地域貢献、ボートレース場を“テーマパーク”として来場しやすくする狙いがある。ギャンブル場だけにどうしても“怖い”“近寄りにくい”の印象がつきまとう。5歳と2歳の男の子を連れてモーヴィ戸田を訪れた40代の男性は“子供をギャンブル場に連れてくる”ことに「(抵抗は)あるにはある」と語ったが、実際に来場して「全然違いますね」と印象が変わったことを口にする。ボートレース場のイメージアップにも一役買っている。

 レジャー施設として、既存のファン以外の人たちにも認識されるようになった。これをボートレースファンの拡大に、いかにつなげるか。モーヴィ戸田に遊びに来た家族連れの中には、“ボートレースのやり方を教えてほしい”と興味を持った人もいたという。「4月以降、初心者用のコーナー設置を考えています」(八木橋事務局長)とリクエストに応じ、新たなファンの開拓にも注力する構えだ。

 フードコートも充実しており、家族連れでにぎわうボートレース戸田には、ギャンブル場が持つ、ある種の独特な雰囲気はない。ボートレース戸田では16日まで一般戦が行われ、次開催は21~26日までとなっている。どの世代でも楽しめるボートレース戸田へ、みんなで行ってみよう!(関東ボートレース担当・渡辺和明)

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