【ボート】地元ファンの熱さを感じた鳴門周年

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 9月30日から10月5日まで鳴門ボートで開催されていたG1・大渦大賞は、地元の田村隆信(41)=徳島・85期・A1=がイン速攻を決めて優勝。これまで鳴門のG1ではダイヤモンドカップ、四国地区選で計3回の優勝があったが、なぜか縁のなかった地元の周年タイトルをようやく獲得した。

 印象的だったのが表彰式に集まったファンの多さ。悲願の地元周年を制した鳴門のエースを祝福しようと大勢のファンが詰めかけた。「おめでとう」「よくやった」とVをたたえる声に、「次は鳴門のSGでも優勝しろよ」との声も。ファンからの期待の高さ、支持の厚さが垣間見えたシーンだった。

 先述したファンの声の中で触れたが、来年7月には鳴門でSG・オーシャンカップが開催されることが決まっている。現行のグレード制になってから鳴門では16年にオーシャンカップ、17年にグランドチャンピオンと2回のSGが行われたが、残念ながらどちらも地元選手の出場はかなわなかった。なかなかビッグレースが開催されることがないレース場だけに、地元選手も出場したい気持ちは強いだろうし、ファンも地元勢の活躍を願っているはずだ。まだ先のことではあるが、1人でも多くの地元選手が出場して大会を盛り上げてもらいたいと思っている。(関西ボート担当・松下 央)

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