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【競輪】“デイリーロゴ”佐藤慎太郎が2006年以来のGP出場へ視界良好

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 “デイリーロゴ”を身にまとい戦う、北日本のベテラン・佐藤慎太郎(42)=福島・78期・S1=が元気いっぱいだ。2月に行われたG1・全日本選抜(別府)の2着で早々に賞金ランク上位に付けると、その後もコンスタントにビッグレースで決勝に進出。G1・オールスター(名古屋)でも2着に食い込み、8月18日の時点で賞金は6000万オーバーで4位。2006年(京王閣)以来となるグランプリ出場が濃厚となった。

 北日本4車で連係した先日のオールスター決勝は、志願して先頭を走った菅田壱道(宮城)が前受けから突っ張り先行。最終2角から踏み上げた平原康多(埼玉)に合わせて番手から踏み込んだ新田がもがき合いを制して優勝。4番手を回っていた佐藤は最終4角で内を突いて直線で伸びて2着。「新田君が反応してくれて良かった。一瞬見たけど、外だと間に合わないし、内へ行けるとこまで行った」と百戦錬磨のベテランらしいコース取りを見せた。

 「普段は2着って悔しいけど、今回の2着はうれしい」と語った佐藤。「誰かのためにって言いにくい中で、菅田君が人間味あるレースをしてくれた。オールドファンはこういうレースを望んでると思っている」と近況のスピード重視になった競走形態の中、ラインのために駆けた菅田とその気持ちに応えた新田。“競輪道”を味わえたレースに「まあ、(車券を買ったファンは)俺の2着は誤算だっただろうけどね」と笑いも交えながらも満足げにレースを振り返った。

 佐藤自身もオールスターから新車を投入し「新しいフレームは当たりだね。スピード競輪に合っている」と踏み出しが強烈な新田や渡辺一成(福島)の番手を回ったレースでも全て車券に絡む活躍で手応えをさらにつかんだ。

 年末の大舞台へ「守りに入らず、一戦一戦。勝ちに行きつつ年末を目指すよ」と語る佐藤。スピード競輪に対応しつつ、オールドファンを熱くする。競輪道を貫くベテランは今後も強烈な存在感を示すだろう。(関西競輪担当・貞 友之)

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