【ボート】舟券購入にも楽天ポイント導入を

 「ボートレース記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 これまでボートレース界を盛り上げる戦略をいろいろと書いてきた。「新舟券」を筆頭に「ルール改正」「女子選手増大」など、どれもいいアイデアだと思っている。ただ、設備投資などさまざまな問題があるのも事実。そこで今回は角度を変えて考えてみた。

 世の中には『ポイント』が氾濫している。これは現代の日本で生きていれば誰もが感じていることだろう。クレジットカードを使えばポイントがたまるし、ポイントカードを作れば割引になったりする。カードが邪魔だと感じる人が多くなると、スマホでアプリをダウンロードさせて登録し、バーコードやQRコードで判別している。個人情報の流失など心配事はあるが、使い方次第ではお得なのは間違いない。

 個人的に最もポイントがたまりやすく、一番使い勝手がいいのは楽天だと思っている。とにかくポイントがザクザクたまるのだ。楽天市場のお買い物マラソン開催時などにまとめて買えば、購入金額の10~30%のポイントが付くし、ホームページ(HP)やメールをクリックするだけでどんどん加算されて行く。もうすっかり楽天の戦略にまんまとハマっている。

 リーガエスパニョーラ・バルセロナのユニホームに楽天のロゴが入った時もビックリしたが、最も驚かされたのは地方競馬の馬券購入でのポイント付与だ。毎日、購入金額の1~10%がもらえ、交流重賞はほとんどが10%付く。さらに6月末の帝王賞ではキャッシュバックまであった。例えば5万円買っても5000ポイントが入るので、「まあ、買っちゃおうかな」となってしまうから恐ろしい。

 ただ、忘れてはならない点が2つある。1つ目は馬券購入前に必ずキャンペーンにエントリーすること、2つ目は単勝と複勝は対象外ということ。数年前からやっているが、このポイント作戦の効果は間違いなく大きいはず。そこで舟券も、購入金額に応じて楽天ポイントを付与したらどうか。次回、この戦略を煮詰めていきたい。(関東ボート担当・土屋 景)

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