“木村紗友希画伯”の進化は今後も続く

 自作のヘルメットでレースに挑む木村紗友希
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 【第110回】木村紗友希(36)=静岡・95期=

 ピットでの会話も実に丁寧で、常にチャレンジ精神を持っている木村。今回、彼女がチャレンジしたのは自作のヘルメットだ。

 以前から絵には興味を持っていたという。「元々、絵は描くのが好きで、いつかは描きたいと思っていた」。念願がかない自分でデザインしたヘルメットが完成した。「自分の家にヒマワリの壁掛けがあって、その絵が大好き。それでヒマワリは初代から(ヘルメットに)入っている。あとは娘が生まれたのが、ハスの時季だったので、ハスの花も入れて見ました」と花が満載。「ハスの意味って知ってます?清らかな心、休養、神聖、離れていく心なんです。最後のは別として、私みたいでしょ」と裏表のない彼女っぽい感じは十分に伝わる。

 慣れない作業だったが「考えたら進まないので、思った感じをパパッとすぐに描いた。描きたいイメージが思いついた時にしか描けない。芸術家っぽいでしょう」とドヤ顔で話していた。

 トラブルもないわけではない。「塗料のせいで2週間くらい喉がやられた。あとは家のフローリングがはげた。その辺が失敗かな」と笑っていた。「1回目だし、出来栄えには満足はしていない。次回、その次とレベルを上げていきたい」と“木村紗友希画伯”の進化はこれからも続いていく。

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