【第９７回】森世里（３２）＝滋賀・１０６期＝

　好評の「ヴィーナスレーサーの秘密」は、今月から「ヴィーナスレーサーの（秘）アイテム」として、ヴィーナスレーサーの“アイテム”を紹介する形で、装いも新たにリスタート。１回目は、３月６日に平和島でデビュー初Ｖを飾ったばかりの森世里（滋賀）です。

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　３月の平和島ヴィーナスシリーズで、デビュー初優出初優勝を飾った森。途中に２度の産休もあったが、デビュー１０年１１カ月目の優勝を本当に喜んでいた。

　森と言えば、旦那の和田操拓（滋賀）とのおしどり夫婦で有名。育児にも積極的に参加する旦那さんを信頼し、レースに集中できていることも初優勝へとつながったのだろう。

　そんな彼女が使用しているヘルメットにはりおなちゃん、ゆいかちゃんという２人の子供の名前と、手形、足形が描かれている。「０歳と、２歳の時の手形、足形が描いてあります。かわいいでしょう。とても気に入ってます」とニッコリ。全体が黄色なのも、なかなかのインパクト。「バイクの塗装屋さんにお願いしているですが、ボートの女子選手のヘルメットは初めてだから、無料でやってくれたんです。イメージとは少し違うけど、いいのを作ってくれました。ヘルメットの塗装ってすごく高いので、助かります。前回が青だったんですが、今回が黄色。枠番の色にしていますが、なんか外枠ばかり。今度は赤にしてみようかな」と次回のヘルメットを楽しみにしている。

　そして最後に「宣伝をしてもいいですか。お店は京都の八幡にある、井上製作所ってところですが、地震や台風の被害を受けて大変なんです。優しい人なのでバイクの塗装などみんなよろしくお願いしますね」と彼女らしい優しさで締めてくれた。