上田紗奈「トレーニングにもなります」サーフィン効果で初1着だ

 【第34回】上田紗奈(23)=大阪・123期=

 もしかしたら、女子ボート選手の中で一番元気で明るいのでは?と思うほど元気いっぱいの上田。彼女とは123期の養成所卒業式で取材した縁もあってか、今でもピットで見かけると遠くから走ってきてあいさつに来てくれる。

 そんな彼女が今、はまりだしたのがサーフィン。「父の友達がプロサーファーで昔に一度連れて行ってもらったことがあったけど、その時に板が波にもまれ鼻に当たって鼻血を出してからは怖くてできなかった」という苦い思い出があった。

 しかし「その後タイミングもなくできなかったけど、急に同期に誘われて一緒に行きました。これといった趣味もなかったのでこれが“趣味”と言っていきます」と趣味を見つけうれしそうに話してくれた。

 当然波の上を走るわけだから、ボートレースとつながるものはある。「バランス感覚を養うにはいいし、全身を使うのでトレーニングにもなります」と仕事にも必ず生きてきそうだ。

 本業のレースでは「レースが難しいです。慣れてきたらまた別の難しさが出てきたし、今は日々勉強です」と前を向く。

 目標を聞くと「もちろん水神祭です。早くできるように頑張ります」とレースでもサーフィン効果を生かし、初1着を目指す。

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