計盛光 元マーメイドジャパン!早く水神祭決めたい
【第13回】計盛光(25)=大阪・122期=
元マーメイドジャパンでシンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)の日本代表に選ばれ、オリンピックでのメダル獲得を目指していた計盛。「当時は一日10時間くらいプールの中に入っていたし、自分の時間もほとんどなかったんです」と練習漬けの毎日。それが、ボート選手になってからは「ボートも厳しいけど、時間はあるので昔よりは自由です」と楽しんでいる。
自分の時間が持てるようになって興味を持ったのが美容だった。色白の彼女だが「当時はずっとプールの中にいるので、どうせ落ちるし化粧とか考えたこともなかった。日焼け止めも塗ってなかったんです」と全く気にもしていなかった。ところが、「今は師匠の原田(佑実)さんや、坂(咲友里)さんが美容用品のいいのを持っているので、いろいろと教えてもらっています」と先輩にアドバイスをもらっている。
当時の影響か「できれば化粧はあまりしたくない」と話す計盛だが、物にはこだわっている「オーガニックとか自然の感じのは自分に合っている。服とか靴を買うなら今は美容用品です」と美を追究している。
もちろんレースのことも常に考えている。「シンクロは決まったモノを作り上げていくので、ある程度は想定ができる、ただボートは違う。想定外のことばかり。争いあっているのがかっこいいし、そのためにどう対応していくかが今の課題ですね。早く水神祭を決めたい」。デビューからやっと1年が経過した。3着が5回、まだ1着はない。初1着を目指し、今は日々鍛錬を続けている。