松本晶恵 こだわりはカーボン素材ヘルメット
【第81回】松本晶恵(31)=群馬・98期=
「あまりヘルメットのデザインにこだわりはないです」と話すのは2016年の賞金女王でもある松本だ。「今回のデザインはパープルが好きなのでそれをベースにし、クリアな感じにしてみました」と好きな色を基調に作られている。シンプルな中でも目立っているのがヘルメット後部の「AKIE MATSUMOTO 4399」のロゴ。これは仲のいい桜本あゆみ選手にデザインを考えてもらったそうだ。
これまでのヘルメットは「2つ前は白ベースにニコちゃんマーク、1つ前はよく沖縄に行っていたので、海っぽいデザインにシーサーを描いたデザインにしました。どちらかと言うとずっとシンプルな感じを意識して作ってきました。本当にこだわりは強くないんです」とこちらが恐縮するくらい申し訳なさそうに話していた。
デザインにはこだわりがない彼女だが、ヘルメットの素材にはこだわっている。「絶対にカーボンにするようにしています。値段は高いですけどね(笑)。ずっとヘルメットをかぶっていると、首が痛くなるので軽いカーボンはいいですね。だから、これからもずっとカーボン素材にするつもりです」とレーサーとしてのこだわりを教えてくれた。
今のヘルメットも来年7月で期限が切れる。次のヘルメットに関しては「デザインはまだ決まってないですが、カーボンでシンプルな感じになると思います」とシンプルイズベストを貫くようだ。