寺島美里“ジブリ風”のかわいいデザインのヘルメット
【第66回】寺島美里(28)=東京・117期=
国士舘大学柔道部出身の寺島。小学生の時は、スポーツ少年団で空手をやっており、ボート選手になるまでは格闘技一筋だった。そのせいかピットで話しをしていても、つい気合が入り「押すっ!」と相づちを打ってくることもある。
兄もボートレーサーの寺島吉彦(東京・111期・B1)だが「お兄ちゃんとけんかをしても秒殺ですよ(笑)」と兄も無理な手出しはしないとのこと。この間は「お兄ちゃんがしつこいので手で払ったら、裏拳が入ってしまいもん絶してました」と冗談のような冗談でない“逸話”を教えてくれた。
そんな寺島だが大好きな物を聞くと「ジブリ」とそこはやはり女の子。愛用のヘルメットも“ジブリ風”のかわいいデザインとなっている。「今のヘルメットは2年目の事故で壊れたので、同期より早く新しいヘルメットになりました。ジブリが好きで、それ風の絵を自分で考えました」と自らデザインした力作。「フロント部分には山犬みたいな感じで、戦うイメージを出してます。この絵を見るとテンションも上がるしお気に入りです」とやっぱりどこかには戦いの本能が生きているようだ。
これからの成長が楽しみな寺島。持ち前の攻める姿勢を忘れず、どんどん実力を付けていってほしい。