最終日も優勝戦を残すのみ。７Ｒ辺りまで水位が高い中で争われたが、グングンと潮が引き、優勝戦の時刻にはさらに水位は下がる。５Ｒ本番以降はホーム向かい風３～４メートルで一定している。優勝戦は準優までチルト０で通してきた三浦は今節初めてマイナスに下げて調整。｢ピット離れで飛ぶことがある仲口さんとの対戦では、マイナスも考える｣とこれは想定内。ピット離れ仕様の調整ではないが、タイミング次第でピット離れで飛ぶ仲口との対戦でリスクを回避してきた。Ｓ展示のスリットは１、２コースの三浦と仲口、節間を通して行き足のいい岡部が好気配。準優１枠で１着の三浦の逃げ、仲口の差し、渡辺翼の全速戦の勝負となりそうだ。勝てば共に今年Ｖ４、宮島初Ｖとなる三浦と仲口の最終決戦。枠で三浦が有利だが、実績を加味すれば互角の戦いとみた。