【児島G1コラム】相棒はエース36号機 渡辺和将が地元周年初優出へ攻める!

 私はこれまで、運一本で生きてきた。試験を受けて難関を突破するとか、大勢の中から選ばれたことがない。だが、いつも目の前に奇跡的な欠員が出て、ピタッとそこにはまる。

 アナウンサー志望でテレビ局を2社受け、1社は最終選考でアウト。バブル全盛の昭和の終わりに、就職先が決まらないまま卒業を迎えようとしていた。

 そんな時、広島のあるタレント事務所に紹介された。所属タレントが一気に辞めて、切羽詰まっていたのだ。その人が拾ってくださらなければ今の私はない。

 その恩人は海野康志郎の叔父さん。当時赤ちゃんだった康志郎と今こうして一緒に仕事をしているのだから人生は面白い。

 人の縁でここまで生きてきた私が、今年に入ってから何やらバチッとシンクロすることが多い。占い好きの女性によると「野白さんは言葉を操る白い魔法使いの星。今年は収穫の年だから、周囲で結果を出す人が続出しますよ」と言われていた。

 始まりは2月のデイリースポーツ杯。山地正樹が若手と朝練に取り組んでいると聞き取材を依頼。展望記事で注目選手として取り上げると優勝した。長く記事を書いているが、こんなことは初めてだ。その後もグラチャンの前本泰和ら、縁のある選手の優勝が児島で続出している。

 今節前、鳴門で渡辺和将を取材して記事にすると「僕はデビューして12年間、児島で全くいいエンジンを引いたことがない。何を引きたいかって?36か57ですかねぇ」と話していた。

 そして今節、引き当てたのが注目の36号機。いよいよその時がきた。私が社会に出たころはまだ生まれていなかった和将クン。さぁ白星の魔法をかけるわよ。いざ、勝負!!

 10R 前走多摩川周年に続くG1優出へ渡辺が攻める。②④、②⑤流し。

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