【びわこYD】喜多須杏奈がG1・2節目でうれしい水神祭
「ヤングダービー・プレミアムG1」(20日、びわこ)
4日目2Rで喜多須杏奈(29)=徳島・110期・A2=がG1、2節目、13走目で待望の初1着を飾った。
G1戦デビューとなった8月のプレミアムG1・レディースチャンピオン(多摩川)では、実績機を手にしたものの、調整に苦しみ1着なしに終わっただけに「今回こそは1着を取ります」と気合十分で臨んでいた。
レースはインからコンマ14のSで1Mを先マイしたが、2コースから松山将吾(滋賀)が握ってきて、バックではやや劣勢。しかし、1周2Mを冷静に先に回った喜多須が、ホームで抜け出し、そのままG1初1着のゴールを駆け抜けた。
「レース前からメチャクチャ緊張しました。何とか勝てて良かった。びわこの方が水がきれいだし、水神祭はこっちで良かったかも」とニッコリ。レース後は人気者だけあって、選手からたくさんの祝福を受け、びしょぬれ姿で、満面の笑みで喜んでいた。