「ヤングダービー・プレミアムＧ１」（１８日、びわこ）

　思い切りのいいレースで軌道修正を果たした。女子レーサーの高田ひかる（２６）＝三重・１１３期・Ａ２＝は１回走りだった２日目（１７日）５Ｒ、２コースからコンマ０８の快Ｓを決めて１Ｍをまくり先制。井上忠の差しを許したが、２着に入った。「Ｓも決まっているし、展示タイムも良くなっていた。初日よりは良くなっています」とリズムとともに舟足も上昇中だ。

　初日より気配は上向いたが「回ってからもうひと足欲しい。女子戦なら何とかなるかもしれないけど、このメンバーで戦うなら、もう少し上積みさせないと」と、男子と好勝負を演じるため、さらなる上積みを目指す。

　ヤングダービーは昨年に続いての参戦。「昨年はズタボロだった。勝負はつながったし、今年は頑張りたい」と活躍へ気合を込める。３日目（１８日）２走（２、１２Ｒ）も男子撃破へ真っ向勝負を挑む。