【ボート】桐生順平が若松周年を制覇 逃げ切りでG1V16

 「全日本覇者決定戦・G1」(26日、若松)

 1号艇で人気を集めた桐生順平(36)=埼玉・100期・A1=がインから逃げて1着。G1は昨年12月下関周年以来となる16回目、通算では55回目の優勝を飾った。2着は池田浩二(愛知)、3着には羽野直也(福岡)が入った。6日間の総売上額は120億3182万5300円で、これまでの周年記念最高額だった22年1月の大村周年の119億2597万8600円を更新した。

 桐生が今年最初の周年記念を制した。予選首位通過から準優、優勝戦も難敵を封じてのVに「うれしいです」と喜びをかみしめた。

 序盤は手応えはひと息だったが、「ドリーム戦が良くなかったので思い切ってペラを調整した。それが良かったのかな。レース足が良くなっていたのでレースで悪い感じがなかった」と、初日ドリーム戦は5着に終わったが、そこからしっかりと軌道修正し、2日目からはオール2連対でのVと安定感ある走りでシリーズを締めた。

 この優勝で地元の戸田で開催される来年のSG・クラシック(2024年3月15~20日・戸田)の出場権を獲得。「クラシックが地元の戸田で開催されるし、記念のタイトルが欲しかったので1月に取れてホッとしている」と胸をなで下ろした。2023年の幸先のいいスタートを切り、今年もビッグレースの中心でボート界を盛り上げていく。

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