【チャンピオンズC】クラウンプライド力感たっぷり テーオーケインズを「逆転したい」

 「チャンピオンズC・G1」(12月4日、中京)

 3歳馬クラウンプライドは30日、栗東坂路でオルノア(2歳未勝利)と併せ馬。パートナーを前に見ながら力感たっぷりに駆け上がり、4F51秒0-37秒1-12秒7を刻んで併入した。

 テーオーケインズとの初対決となった前走のJBCクラシック。果敢に逃げたものの、ラストは突き放されて2馬身半差の完敗。あれから1カ月。陣営は逆転の可能性を探って、入念に調整を進めてきた。新谷師は「馬の後ろで我慢させ、最後までしっかりと追って、レースに向けて気持ちを入れていきました。テーオーケインズの強さを肌で感じた前走でしたが“逆転したい”という気持ちで厩舎一丸となってやってきています」ときっぱり。この一戦に懸ける思いを打ち明けた。

 今春はUAEダービーを制覇。ケンタッキーダービー(13着)にも挑戦して貴重な経験を積んできた。「ドバイ、アメリカと転戦したことで、どっしりとしてきた」とトレーナー。海を渡って身に着けた精神力を武器に新砂王の座を目指す。

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