【チャンピオンズC】ジュンライトボルトG1も突破だ 砂転向後に素質開花

栗東DPで軽快に伸びたジュンライトボルト(撮影・石湯恒介)
友道師は16年フェブラリーS以来自身2度目のダートG1に挑戦する
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 「チャンピオンズC・G1」(12月4日、中京)

 シリウスS覇者ジュンライトボルトが30日、好気配を伝えた。栗東DPで軽く仕掛けられ、6F82秒1-38秒6-10秒9。ラストは鋭い伸びを披露した。砂路線に転向後、2勝、2着1回と素質が開花した5歳馬。ダートGⅠ初制覇を目指す友道師が、大一番を前に熱い胸の内を明かした。

  ◇  ◇

【友道師】

 -前走を振り返って。

 「道中、1、2コーナーぐらいで砂をかぶって嫌がるところはありましたが、向正面からはスムーズ。強い競馬をしてくれました」

 -砂転向の理由は。

 「2年くらい前から牧場の方と、ゆくゆくはダートを走らせたいという話はしていたのですが、芝でもいい成績を残していたので、なかなかダートに行くチャンスがなかったんです。思い切って3走前にダートへ。やっぱり適性がありました」

 -芝との違いは。

 「3、4コーナーから上がっていくスピードが芝の時とは違う。ダートを楽しんでいる感じがします」

 -最終追い切りの評価を。

 「しまいだけ反応を見るように。いい感じで走っていましたし、乗っていた助手も『いい感じでした』と話していました」

 -理想の展開は。

 「本当に強いメンバー相手に、どんな展開になって、どの位置について行けるかはまだ分からない。競馬は石川ジョッキーにお任せしようと思います」

 -友道厩舎のJRAダートG1出走は、16年フェブラリーSのパッションダンス(16着)以来、2度目。

 「ダートでもやっぱりG1は勝ちたいです。ジュンライトボルトはすごい勢いでG1まで来てくれましたし、何とかここも突破したいです」

  ◇  ◇

 ダートに転じて2、1、1着。その勢いを踏襲すべく、最終追い切りはここ2戦と同じ栗東DPで追われた。ただ、G1挑戦ということもあり、今回はいつもに比べて強度がアップ。ここ2走のように馬なりで流すのではなく、強めに追われて気合をつけられた。しまい重点にシャープに伸びて、ラスト1Fは10秒9。馬体の張り、ツヤともに申し分なく、まさに“G1仕様”に持ってきた。

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