【北村友一コラム】ライジングホープの速力注目 記憶に残る神戸新聞杯も明かす

 北村友一騎手(栗東・フリー)が、競馬開催日にファンへ向けて生の声をお届け。今回は騎乗馬に加えて、過去の神戸新聞杯で印象に残っているレースについても振り返った。

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 数々の名馬が優勝している神戸新聞杯ですが、エピファネイアの勝った13年のレースが記憶に残っています。行きっぷりのすごくいい馬だけに、(福永)祐一さんが菊花賞に向けてどういうレースをするのか関心を持っていましたが、しっかりとコントロールしていい形で終えたのが印象的でした。同年の菊花賞は乗り馬がなく、スタンドから観戦していましたが、勝利の瞬間はしびれましたね。

 今回の神戸新聞杯には、そのエピファネイア産駒の④コントゥラットで挑みます。雰囲気はすごくいいものを持っているなと感じました。ただ、未勝利戦を勝ったばかりですし、使って良くなりそうなところがあるので割引は必要かもしれません。強い馬との戦いを経験して、今後の刺激になればいいですね。

 3Rの⑧ライジングホープはスピードがありそうなので、うまく息を入れて最後まで脚を使わせることができれば。5R新馬の⑦バロッサヴァレーはもっさりしたところがあると聞いていましたが、調教での反応は良かったです。うまく気持ちを乗せてあげられるようにエスコートしたいですね。8Rの①サトノヴィーナスは軽い走りをする馬。しっかりと脚を使ってくれそうです。

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