【神戸新聞杯】ジャスティンパレス納得リハ 杉山晴師「成長を感じる」

 「神戸新聞杯・G2」(25日、中京)

 雨が降りしきる中、軽やかなステップがひときわ目を引いた。ダービー9着からの巻き返しを狙うジャスティンパレスは22日、新コンビの鮫島駿を背に栗東CWでプラーヴィ(2歳新馬)と併せ馬。一杯に追われる僚馬の外から、楽な手応えのまま併入に持ち込んだ。

 タイムは6F85秒0-39秒1-12秒0。見届けた杉山晴師は「3週連続でジョッキーに乗ってもらいましたが、1週ごとに良化を感じ取ってくれています。イメージ通りに来たなという感じですね」と納得の表情だ。

 ホープフルS2着から意気揚々と挑んだ春のクラシックは、皐月賞、ダービーとも9着に敗退。「力負けでした」と完敗を認めた指揮官。だが、夏場の休養でじっくりと立て直しを図り、逆襲へ向けて牙を研いできた。

 ダービーで減らしていた馬体は460キロ台に回復。「馬にも落ち着きが出てきて精神面でも成長を感じる。今まで強い相手と戦ってきた経験も生きてくれると思う」と力を込めたトレーナー。厩舎は先週のセントライト記念をガイアフォースで制覇。僚馬の勢いに乗って、こちらも菊の権利をつかみ取る。

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