NZ競馬の柳田泰己騎手が死去 レース中落馬、頭部を負傷
ニュージーランド競馬で活躍する騎手、柳田泰己(やなぎだ・たいき)さんが3日、北島のケンブリッジ競馬場で行われたレース中に落馬して頭部を負傷し昏睡状態となり、9日にハミルトンの病院で死去した。28歳だった。運営団体のニュージーランド・サラブレッド競馬が発表した。
関係者によると、柳田さんは1993年生まれで、千葉県内で育った。高校時代に留学先のオーストラリアで競馬に興味を持ち、2013年から鳥取県伯耆町の競走馬のトレーニング施設「大山ヒルズ」で騎手の基本を学んだ。
17年にニュージーランド競馬で騎手としてデビューし、通算で162勝を挙げた。