今村聖奈が盛岡初参戦で5馬身差V「最後まで粘り強く頑張ってくれた」 通算28勝でG1騎乗まで「M3」

 フローレンスハニーでエメラルド賞を制した今村聖奈(右から2人目)=盛岡競馬場(岩手県競馬組合提供)
 フローラレンスハニーで5馬身差のVを決めた今村聖奈=盛岡競馬場(岩手県競馬組合提供)
 フローレンスハニーで5馬身差のVを決めた今村聖奈=盛岡競馬場(岩手県競馬組合提供)
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 「JRA交流・エメラルド賞」(9日、盛岡)

 初の盛岡競馬参戦となった今村聖奈騎手(18)=栗東・寺島=が9日、JRA交流競走のエメラルド賞で、単勝1・7倍の圧倒的1番人気フローレンスハニーに騎乗し、勝利を飾った。好位のインで脚をため、4角で先頭へ。直線は後続を突き放し、5馬身差の圧勝に導いた。地方競馬3勝目で、通算28勝。G1騎乗が可能となる31勝まで残り3勝とした。

 聖奈は「未勝利戦で惜しい競馬をしていた馬ですから、交流戦に入ったチャンスを勝利につなげられて良かったです。レースでは少し行きたがるところもありましたが、最後まで粘り強く頑張ってくれました」と相棒をたたえる。「盛岡は初めてでしたが、先輩騎手から傾向などを教えていただいて挑みました。非常にタイトなコースだということを意識しなくてはならないと考えていましたが、それを気にし過ぎることなく対応できたと思います」とコメントした。

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