【競輪】山田庸平が待望のG3初優勝!ラインの結束生かして番手まくりでV

 「九十九島賞争奪戦・G3」(26日、佐世保)

 8車の戦いとなった決勝は山田庸平(34)=佐賀・94期・S1=が、先行した中川誠一郎(熊本)の番手から最終バックでまくりを放って1着。デビュー14年で初の記念制覇を達成した。2着には守沢太志(秋田)、3着に和田圭(宮城)が入った。出場予定だった郡司浩平(神奈川)は病気のため、当日欠場した。

 強敵の郡司が発熱により欠場となった決勝戦。山田が準地元ともいえる佐世保バンクで記念初制覇を果たした。「(G3優勝は)そこまで意識していなかった。通過点としてやってきて優勝できたのは良かった」と控えめに喜びをかみしめる。

 前を任せた中川が打鐘から先行。山田はまくってきた守沢にあわせて番手まくりを放ち、1着でゴール。「番手を回らせてもらったので、チャンスある仕掛けと思って早めに踏んだ」と駆けた中川、後ろを固めた井上昌己(長崎)の思いを受け、結果で応えた。

 賞金ランク7位。年末のグランプリ初出場も視野に入っている。それでも「力がないので、もし出たとしても来年がきついので、脚力をつけながら、その結果出られれば」とG3タイトルを獲得しても謙虚。大きな目標は立てず、これまで通り一戦に全力を注いでいく。

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