【競輪】防府F2デイリー杯 堀江省吾がA級1、2班戦初優勝 番手まくりで制圧

 防府デイリー杯でA級1、2班戦初優勝を飾った堀江省吾
 防府デイリー杯でA級1、2班戦初優勝を飾った堀江省吾
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 「デイリースポーツ杯争奪戦・F2」(28日、防府)

 11RでA級1、2班の決勝戦が行われ、堀江省吾(25)=長野・119期・A2=が先行した吉武信太朗(愛媛)の後位にハマり、最終バックから番手まくりを敢行して1着。A級1、2班戦初優勝を飾った。2着は堀江マークの岡本大嗣(東京)、3着は岡本を追った渡辺高志(栃木)。関東トリオで1~3着を独占した。

 4月に特別昇班でA級2班へ。5場所目で優勝を飾った。周囲からは「突っ張って先行する気持ちなら、いい展開になることがあるよ」と言われており、今回の決勝はその通りの展開に。強い気持ちで臨んだことで、優勝が呼び込めたようだ。

 レースは誘導員が退避した青板バック過ぎに、上昇した飯塚隼人(佐賀)-仲松勝太(沖縄)を制して、正攻法の堀江が突っ張る。九州勢が6、7番手に戻ると、打鐘前4番手から吉武-三好陽一(愛媛)がカマしてくる。堀江が合わせて踏むと、吉武は出切ったが、三好が離れてしまう。番手を楽に取り切った堀江は、最終バックから番手まくり。難なく吉武をとらえ、先頭でゴールした。

 昨年5月のルーキーシリーズでデビューした堀江。この優勝を機にA級1、2班戦でさらに大暴れしそう。「地脚型です。師匠は柿沢大貴さん。追い込み主体のレースですが、練習で出す自力はめっちゃ強いんです。それに菊池岳仁君もいて、長野県勢もみんな頑張っています。早くS級に上がって、師匠を引っ張る競走がしたいです」。地脚をさらに強化し、S級昇格、そして師匠との連係を目指して激走する。

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