【競輪】諸橋愛が貫禄の強襲劇で立川デイリー杯を連覇
「デイリースポーツ杯・F1」(27日、立川)
実力者の諸橋愛(44)=新潟・79期・S1=が直線でシャープに伸びて1着。今年初優勝をマークした。2着に渡部幸訓(福島)、3着には河村雅章(東京)が入った。
持ち前の決め脚を発揮した。直近のG1・高松宮記念杯(岸和田)でファイナリストに名を連ねた諸橋が貫禄の優勝を飾った。
レースは先制した森田優弥(埼玉)-河村を単騎の渡部が追う。岩本俊介(千葉)と島川将貴(徳島)が4番手で並走。最終バックからの岩本の仕掛けに乗った諸橋が、最後は渡部、河村との伸び比べを制した。
昨年6月に当所で行われた「デイリースポーツ杯」以来のV奪取。「岩本君が要所要所で仕掛けてくれれば、チャンスがあると思っていた。優勝できて良かった」と大会連覇に声を弾ませた。
このあとは地元のG3・弥彦記念(7月28~31日)が控えている。夏場の戦いでもベテランの差し脚がさえ渡りそうだ。