【ボート】池田浩二が久々のSG優勝 歴代5位タイとなるSG10回目の優勝

優勝しカップを手にする池田浩二
優勝しガッツポーズの池田浩二
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 「グランドチャンピオン・SG」(26日、からつ)

 1号艇の池田浩二(44)=愛知・81期・A1=が、1周2M差しの逆転で優勝をつかみ獲った。2013年12月のグランプリ以来となる、8年6カ月ぶりのSGVを飾り、歴代5位タイとなる通算10回目の優勝。2着には上平真二、3着には赤岩善生が入った。

 池田が執念で優勝をつかんだ。1M先マイで逃げ切り態勢に入ったが、2号艇・上平の差しが入り、バックで並ばれた。内有利に2Mでは上平を先に行かせて、冷静に差し切った。「1周1Mのハンドルの入りが甘かった。バックで内を見たら上平さんがいてびっくり。ヒヤヒヤして走った」と苦笑い。

 2月のG1・東海地区選(とこなめ)の優勝戦1号艇で痛恨のFを犯し、ペナルティーにより、現在はG1、G2戦には出場できない。そのため、年末のグランプリ出場に必要な賞金の加算が難しくなっている状況。それだけに、この優勝賞金は大きかった。これで一気に賞金ランク4位まで浮上。「G1戦線に出場できないから本当に大きい」と本人もひと安心だ。

 艇王・植木通彦らに並ぶ史上5位タイの10回目のSGVだが、13年12月のグランプリ(住之江)以来で、実に8年6カ月ぶり。「いつか獲れるとは思っていたが、獲れてうれしい」と久々のSGVの喜びをかみしめた。「今後もSGには出場できるので、賞金を積んで、大村に行きたい」と早くも視線は、年末の大一番・グランプリ(12月13~18日・大村)に向いていた。

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