【宝塚記念】デアリングタクト 女王復権なるか 陣営「ひと回り大きくなって成長感じる」

 「宝塚記念・G1」(26日、阪神)

 大ケガを乗り越え、ターフに戻ってきた20年の無敗3冠牝馬デアリングタクト。1冠目を制した仁川の地で、難敵撃破を狙う。

 21年4月のクイーンエリザベス2世C(3着)後に右前肢の繋靱帯炎が判明。長期休養を余儀なくされたが、前走のヴィクトリアMで1年1カ月ぶりに復帰を果たした。結果は6着だったものの、希望を感じさせる内容。池水助手は「内枠だったので止まってしまいましたが、外枠のいいところだったら、2着争いにいけていたと思います」と説明。今でも能力に陰りはない。

 故障中の時間も、決して無駄にはなっていない。「どっしりとしましたね。体も3歳の時からはひと回り大きくなって成長を感じます」とパワーアップを遂げ、「前回も体はいいなと思っていたんですが、今回の方がいい」と、仕上げ人は長欠明けを叩いた上積みを実感する。

 再発を防ぐために慎重な調整が続けられているが、確かな良化ムードが漂う。完全復活へ-。ファンが見守るドリームレースで女王復権だ。

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