【競輪】ライン3番手から坂本貴史が鋭く伸びてデイリー杯V

 「デイリースポーツ杯 CTC杯・F1」(16日、川崎)

 ラインの3番手を追走した坂本貴史(33)=青森・94期・S1=が直線で抜け出してデイリースポーツ杯をゲットした。2着に新山将史(青森)、3着には佐々木堅次(福島)が入って、北日本勢が上位を独占した。坂本は今年初優勝。

 結束力の強さを生かして坂本がデイリー杯を獲得した。

 北日本勢は酒井雄多(福島)を先頭に佐々木-坂本-新山と4車でラインを形成。酒井は前受けからそのまま先行。軽快に駆けてラインをけん引する。最終2センターでは6番手からまくり上げた太田龍希(埼玉)を、番手の佐々木がブロック。直線では坂本がシャープに伸びて優勝を果たした。

 「前2人のおかげです。酒井君の掛かりが良くて、安心して付いていきました。優勝できて良かった」と坂本はラインへの感謝を真っ先に口にしつつ喜びをかみしめた。次走は地元の青森F1(25~27日)に参戦予定。デイリー杯を制して最高のリズムで臨む。「次もしっかり戦えるように」と言葉に力を込めた。

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