【安田記念】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「安田記念・G1」(5日、東京)
安田記念が行われる5日、東京競馬場のある府中市の天気予報は曇りのち雨。降りだしはメイン頃になるもようで、馬場状態への影響は少ないとみられる。安田記念前日に行われた土曜10R由比ヶ浜特別(古馬2勝クラス)は、昨年と同タイムの1分20秒1で決着。直線はインコースの傷みが進み、馬場の真ん中~外しか伸びなくなっているが、1年前とほぼ同レベルのコンディションとみていい。今年も1分31秒台後半のV争いになりそうだ。
ダイアトニックを波乱の使者に指名する。スプリンターと思われているかもしれないが、マイルは1、4、2、3、4、10、2、4着と掲示板を外したのは1回のみ。2走前の京都金杯でも0秒1差4着と上位争いを演じているのだ。持ち時計1分31秒9もメンバー5位タイで、速い時計にも対応できるのは心強い。
出負けしてスタートで終わった高松宮記念の大敗で人気が落ちるのは、むしろありがたい。人気急落での激走を期待する。