【POG】ノッキングポイント 木村師「順調にステップアップ」 C・ルメールで初陣V狙う 

 「新馬戦」(4日、東京)

 22年春のクラシックを盛り上げた木村厩舎が、23年の祭典を見据え、開幕週から期待馬を送り出す。

 4日東京5R(芝1600メートル)でデビューを迎えるのは、モーリス産駒のノッキングポイント(牡)だ。16年フローラS覇者で、オークス2着の母チェッキーノの初子になる。3月25日にゲート試験に合格すると、放牧先のノーザンファーム天栄(福島県)で乗り込まれ、5月4日に再び美浦に入厩した。

 長めからじっくり運んだ美浦Wでの1週前リハは、6F82秒6-38秒2-11秒8で先輩馬レッドヴェロシティ(4歳3勝クラス)と併入。木村師は「力のある馬に食らいついて、いいリズムで走れていましたね。順調にステップアップを踏めています」と目を細める。

 早生まれ(1月30日)の期待馬に、「注目されているのは分かっているし、何とか期待に応えられるように仕上げていきたい」と意欲。ルメールとのコンビで初陣Vを狙う。

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