「ＳＧ・ボートレースオールスター」（２４日開幕、宮島）

　「ＳＧ・第４９回ボートレースオールスター」が２４日に開幕する。今年の舞台は広島県のボートレース宮島。ファン投票で選出された人気レーサーを中心に、トップクラスの精鋭が集結。６日間の日程で激戦を繰り広げる。

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　宮島は瀬戸内海に面する海水のレース場。干満差が大きく、干潮時は比較的穏やかな水面となるが、満潮時はうねりが出やすく難しい水面となる。満潮になるにつれて１Ｍに向かって追い潮となりスロー勢が有利。干潮になるにつれて向かい潮となりダッシュ勢が有利になるという特徴もある。

　しかし、それでもインが有利であることには変わりはない。過去１年間（昨年５月～今年４月）のインの１着率は５８・２％で、全国平均の５５・０％を上回っている。

　エンジンは昨年１１月に使用開始。２連対率で上位に君臨する５３号機は、４月の周年記念では船岡洋一郎が乗り見事Ｇ１初Ｖ。優勝戦は３コースからまくり差しを決めている。

　５４号機も注目エンジンだ。２月末のシリーズで井口佳典が仕上げてから抜群の動き。次節のヴィーナスシリーズでは三浦永理が引き当て、インから力強く逃げて優勝した。ほかには５８、４４、５６号機も有力だ。