米クラシック2冠目は“一騎打ち”の様相 プリークネスS

 「魁!海外馬券塾」(18日)

 米クラシック3冠第2弾のプリークネスS・G1(ダート1900メートル)が、日本時間22日朝に米国のワシントンDCに近いピムリコ競馬場で行われる。

 3冠初戦のケンタッキーダービーは外国調教馬2頭が先行して、序盤のペースはレース史上最速という厳しい流れに。最後方近くから追い込んだ19番人気(JRAオッズ)のリッチストライクが制する大波乱決着となった。先行勢が失速する中で唯一、最後まで粘り通した2着エピセンターは非常に強い内容。リッチストライク不在となれば、主役を務めるのはこの馬だ。

 ケンタッキーオークスを制したシークレットオースが、牡馬相手のこちらへ果敢に挑戦してきた。今年のケンタッキーオークスは無敗馬が何頭もいたレベルの高い争いだったが、直線早め先頭から押し切ったこの馬の実力に疑う余地はない。

 ウッドメモリアルSを逃げて2着の後、ケンタッキーダービーを回避してここに備えたアーリーボーティング、同3着のスキッピーロングストッキングら別路線組と、ケンタッキーダービーで追い込み4着のシンプリフィケーションなど9頭立てで争われるが、牡牝の1冠目で力を示したエピセンターとシークレットオースの一騎打ちというのが、今年のプリークネスSの大方の予想となっている。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

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