【ボート】前田紗希が高須クリニック杯で初V!デビュー7年半で待望の美酒

 「江戸川ヴィーナスシリーズ・Yes!高須クリニック杯」(16日、江戸川)

 波乱決着で待望の初V-。水面状況悪化のため安定板を使用し、2周レースで行われた優勝戦。5コースまくり差しを決めた前田紗希(29)=埼玉・115期・B1=がデビューから7年6カ月で念願の初優勝を飾った。2着はイン谷川里江(愛知)、3着は3コース倉持莉々(東京)で3連単2万6140円の高配当となった。

 前田が5コースからまくり差しで初優勝。清水沙樹(東京)の4カドまくりを鮮やかに仕留めた。「展開のおかげです。今節は足もそんなになかったし“あれ?こんなんでいいのかな”と思ったけど、みんなに『おめでとう!』と言われて実感が湧いてきました」と初々しいVゴールとなった。江戸川は2019年12月に初優出(5着)を決めた水面。今回は通算6回目の優出で、念願の初優勝もやってのけた。

 この喜びを最初に伝えたい人がいる。「そりゃ、お父さんでしょう」と笑顔がはじける。昨春に大事故から復帰した父・前田光昭(53)=埼玉・62期・B1=へ、最高の親孝行となる水神祭の報告だ。

 7月から初のA2にも昇格。「コンスタントに舟券に絡んで、ずっと準優に乗れるような選手にならないと」と気持ちを新た。次節は地元の戸田(26~30日・一般戦)に凱旋出場する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス