【競輪】平G1 柳原真緒がガルコレ初V 鮮やかなまくりで児玉碧衣を撃破
「ガールズケイリンコレクション2022いわき平ステージ」(5日、平)
開催3日目の12Rで争われたガールズ決戦は柳原真緒(24)=福井・114期・L1=が人気を集めた児玉碧衣(福岡)を破って優勝。ガールズケイリンコレクション初制覇を果たした。
巡ってきたチャンスをきっちりとモノにした。高木真備(東京)の引退で繰り上がり出場を果たした柳原が最終バック6番手から豪快にまくって優勝。ガルコレ2回目の挑戦で初優勝を達成した。
初手の位置は7番手。2つ前に人気を集めた児玉を見てレースを進めた。「児玉さんが仕掛けた後に自分も仕掛けようと。車間をとって踏み込んで、4角を回って伸びていく感覚があったので勝てたと思った」と笑顔で振り返る。
114期の在校1位で卒業記念レースも優勝。師匠はG1覇者の市田佳寿浩(引退)と大きな期待を背負ってデビューしたが、なかなかビッグレースで結果が出せなかった。それでも地道に努力を重ねて、ついに初タイトルを手に入れた。
この優勝で賞金ランキングも1位へ躍り出た。悲願のガールズグランプリ出場へ「優勝したけど守りに入らず。車券を買って応援してくれるファンの信頼を勝ち得る選手になりたい」とキッパリ。次の目標は賞金女王になることだ。