【愛知杯】マジックキャッスル 連覇へ快走 国枝師「いい状態」
「愛知杯・G3」(15日、中京)
21年の覇者マジックキャッスルは12日、美浦Wで熱心な3頭併せを消化した。強めに追われて6F85秒0-37秒2-11秒8をマークし、ロムネヤ(3歳1勝クラス)と併入、ビューティフルデイ(4歳2勝クラス)には2馬身先着を果たした。
調教を見届けた国枝師は「今は爪の不安がないから、調教をしっかり積めている。きょうの動きもなかなか良かったね。予定通りの時計を出すことができたし、これならいい状態で出走できそうだ」と満足げに話した。
課題は56キロのトップハンデ。メンバー的に条件は厳しく映るものの、実績面からは仕方のないところ。「前走(府中牝馬S15着)のようなことはない。勝った昨年のような競馬ができれば、チャンスはあるよ」と指揮官は連覇へ野心満々だ。