【競輪】郡司浩平が和歌山記念完全V 番手まくりで13回目のG3制覇

 「和歌山グランプリ・G3」(12日、和歌山)

 郡司浩平(31)=神奈川・99期・SS=が根田空史(千葉)マークから番手まくりを決めて優勝。昨年10月の平塚記念以来、通算では13回目のG3制覇を成し遂げた。2着は郡司後位の佐藤慎太郎(福島)、3着に地元の東口善朋(和歌山)が入った。

 完全優勝で郡司が和歌山記念を席巻した。決勝は根田マークから番手まくりで1着。「うれしいですね。自分の中では手応えはあったので」と新年最初の開催で完璧なスタートを切った。

 別線の松本秀之介(熊本)も赤板で上昇を試みたが「経験の差が根田さんの先行力に表れた」と根田がきっちり前団を叩いて主導権。「いいペースで駆けてくれた。後は取りこぼさないように」と最終バックから踏み込んでVゴールを駆け抜けた。

 前検日から「今年は優勝回数を増やしたい」とテーマを掲げ、いきなり有言実行の優勝。「まずはグランプリ(12月30日・平塚)に出ることが目標。安定した成績で車券に貢献したい」とS級S班として3年目を迎える郡司は今年もビッグ戦線をにぎわせてくれそうだ。

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