【中山１１Ｒ・ダンシングプリンス】４月の京葉Ｓを制して以来、８カ月ぶりの実戦。中間は脚元や蹄の不安で入退厩を繰り返し、復帰が延び延びになっていた。同レースの昨年３着時と比べると、順調さを欠いた分だけ、臨戦過程に不安が残る。同型のモズスーパーフレアとの兼ね合いもあり、展開も厳しいのは間違いない。

　【阪神１１Ｒ・ウォーターナビレラ】３戦３勝でＧ１に駒を進めてきたが、２走前にマイルで勝っているとはいえ、重賞勝ちの前走は千四。テンションもやや高かっただけに、千六に戻る今回は折り合いがつくか心配だ。また、３勝馬は過去１０年で６頭が出走し、〈１・０・０・５〉と勝ったのは昨年のソダシだけ。ここは静観が妥当か。