【チャンピオンズC展望】白毛馬ソダシが“芝砂二刀流”極めるか

 「チャンピオンズC・G1」(12月5日、中京)

 何と言っても注目は白毛の桜花賞馬ソダシの参戦だろう。異例とも言えるダート挑戦だが、血統的にはむしろ鬼。斤量54キロも有利に映る。調整も順調で、1週前には栗東坂路で好時計をマーク。併せ馬で先着を果たした。見届けた須貝師は「さすがG1馬という動き」と内容を絶賛。芝ダートの“二刀流”を極めるか、注目だ。

 古馬の筆頭格は、昨年の覇者チュウワウィザードだ。3月にはドバイワールドCで2着に好走。実績はメンバー中ナンバー1だ。1週前追い切りに騎乗した戸崎圭は「一回使って走りに軽さが出てきた」と体調アップを強調。連覇へ向けて、視界は良好。

 年明けのフェブラリーSを制したカフェファラオは、良績のあるダートに戻って存在感を示したいところ。帝王賞の勝ち馬テーオーケインズも、叩き2走目で本領発揮といきたい。他にも、7歳の古豪インティに、シリウスSを制したサンライズホープ、みやこSを快勝したメイショウハリオ、かしわ記念の覇者カジノフォンテンなど、好メンバーが顔をそろえた。

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