「ジャパンC・G1」(28日、東京)
行きたい馬が見当たらず、今年もキセキの逃げが濃厚。近走は我慢の利いた走りができており、昨年のような速い流れにはならない。途中で動いて持続力勝負に持ち込む馬がいなければ、長い直線を生かした瞬発力勝負になると予想する。
ともに瞬発力に秀でたコントレイルとシャフリヤールが実力的にも双璧だが、“立ち回りのうまさ”という点では、発馬にやや不安のある前者よりも後者の方が上。
鞍上のタイプを考慮すれば、シャフリヤールは前々から勝ちに行く競馬を選択。前に壁をつくって運べる分、内枠は好材料で、ギリギリまで脚をためて末脚全開といきたい。