「浜名湖賞・Ｇ１」（１０日、浜名湖）

　Ｗドリーム第１弾の初日１２Ｒ「ヒーローズドリーム戦」は１号艇で断然の人気を集めた峰竜太（３６）＝佐賀・９５期・Ａ１＝がインから堂々と逃げて制した。「ここはしっかりとモノにしないといけないと思って行った」と、シリーズの大看板としての責務をキッチリと果たした形だ。

　１着発進という結果だけではなく、仕上がりにも手応えは十分だ。「１マークは初動で跳ねて流れたが、回ってから押していた。現状でも中の上はある」と、相棒は２連対率が３０％にも満たない２５号機ながら、早くも数字を度外視していい動きに仕上げている。

　今年３月に開催された当大会では初日１走目に全艇Ｆの一員となり、非常識なＦ（フライング）で即日帰郷となってしまったが、今回は主役としてシリーズをけん引する。