【POG】ライラック 楽々抜け出す 相沢師「重賞級」

 「新馬戦」(16日、東京)

 東京5Rでは、1番人気のライラック(牝2歳、父オルフェーヴル、母ヴィーヴァブーケ、美浦・相沢)が、好位から楽々と抜け出して初陣を飾った。

 Mデムーロは「真面目な馬。折り合いがつくし、いい瞬発力で最後まで伸びていた」とベタ褒め。2歳世代4頭目の新馬勝ちに、「これが一番走る馬。これからは距離を延ばしていきたい。重賞級だね」と相沢師。19年札幌2歳S覇者ブラックホールを半兄に持つ、厩舎ゆかりの血統馬の勝利に胸を躍らせた。

 昨年3冠馬に輝いたコントレイルの全弟サンセットクラウドは出遅れも響き5着。福永は「まだ体を使えていないというか、動けていない」と振り返った。

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