【POG】OP古馬と互角の動き!ダノンギャラクシーは31日東京デビュー(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週のサウジアラビアRCはコマンドライン(牡、国枝)が好位から押し切っての完勝。今年のPOGで人気を集めていた評判馬が新馬、重賞と連勝し、見事に期待に応えました。POGでここまで人気を集めて、その評判通りに実績を残す馬は非常に珍しいのではないでしょうか。今後については未定ですが、どの番組を選んでくるか非常に楽しみですね。

 2着は牝馬ステルナティーア(牝、岩戸)。今回は勝ち馬にうまく運ばれてしまった印象ですが、こちらもしっかり能力を示した一戦だと思います。状態面での上積みもかなりありそうですし、牝馬クラシック候補であることに間違いはありません。賞金を加算できたことでゆとりのあるローテーションを選択できるようになったのは朗報ですね。

 10日の東京芝1600m新馬戦を勝ったのはラスール(牝、藤沢和)。キタサンブラック産駒で非常に強い勝ち方を見せてくれましたね。こちらも牝馬クラシック戦線を賑わしそうな一頭となりそうです。

 近親にはコディーノやチェッキーノなどの活躍馬が多数いる良血スクルトゥーラ(牝、鹿戸、父ロードカナロア、母カービングパス)は23日の東京、芝1400mでデビュー予定。鞍上はルメール。

 全姉にデニムアンドルビーがおり、19年のセレクトセールで2億9000万円(税別)という高額落札となったダノンギャラクシー(牡、国枝、父ディープインパクト、母ベネンシアドール)は、今週の美浦坂路でマジックキャッスルとカレンブーケドールの間に入って豪勢な併せ馬を行った。直線に向いて促す仕草はあったものの、無理せず4F53秒1-38秒2-24秒7-12秒5を計時。先輩2頭に劣らない脚色でゴールしており、なかなか楽しみな逸材。天皇賞当日、31日の東京芝1800mでデビュー予定。鞍上は川田。

 新潟の新馬戦で非常に強い内容を見せたフォラブリューテ(牝、宮田)は9日に美浦へ帰厩。アルテミスS(30日・東京、芝1600m)を目標に進められる。鞍上はルメール。

 ルージュバックの初子ブラーバック(牝、大竹、父ロードカナロア)が美浦へ入厩。まずはゲート試験合格を目指す。(馬三郎美浦支局・木村)

 

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