【神戸新聞杯】ワンダフルタウン 充電完了 ダービーの雪辱へ「爪の心配もない」

 「神戸新聞杯・G2」(26日、中京)

 ダービーの雪辱に燃えるワンダフルタウンは22日、栗東坂路を単走で駆け上がり、ラスト1F過ぎで仕掛けられるとハミを取って加速。4F52秒3-37秒9-12秒1をマークした。またがった西加助手は「“しまいをしっかり”という指示。先週までにできているので53秒ぐらいでも良かったけど、いい動きだった。春にしていたせきもなく、爪の心配もない。順調。それが一番」と力強くうなずいた。

 春は5カ月ぶりだった青葉賞を快勝し、ダービーに挑むも10着に敗れた。その後は休養に入り、あらゆる面での良化と成長を加えて充電を完了した。「10キロほどプラスで出られそう。首回りも大きくなったし、筋肉が増えた。春は頼りない感じだったけど、背中にも安定感が出てきた」と手綱越しから伝わる感触に自信の表情を浮かべる。

 視線の先に菊花賞を見据えるなか、ダービー馬を相手に一歩も引かない。「長く脚を使うし、競馬が上手。菊花賞が目標だけど、ここも勝ちに行くつもり。楽しみですね」。王道の前哨戦を制し、一気に主役へと躍り出る。

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