ビヨンドザタイム 弔い星だ 亡きウメノファイバー最後の子が25日デビュー

 420キロ台の小さな体で99年のデイリー杯クイーンCを制し、鼻差でオークス馬に輝いたウメノファイバー。12日に老衰のため25歳で旅立ったが、その最後の子(13番子)が25日の中山5R(芝1600メートル)で、戸崎圭を鞍上にデビューする。

 “時を超えて”-。ビヨンドザタイム(2歳、美浦・金成)と命名されたダイワメジャー産駒で栗毛の牡馬は、コース&坂路を併用しながら、じっくりと調整されてきた。最終リハの美浦Wでは5F69秒5-38秒3-12秒2をマークし、イデアノキセキ(2歳未勝利)に1馬身先着した。

 加山助手は「仕上がりはいいですよ。体は450キロぐらい。ただ気持ちに若さがあってたまに出すので、そのあたりに気をつけながらやっています。でも、能力はありそうですよ」と好感触。「注目されているし、頑張ってほしいですね。まずは先につながる競馬を」とエールを送る。亡き母に弔いの白星をプレゼントする。(デイリースポーツ・村上英明)

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