【2歳馬格付けチェック】キラーアビリティ2戦目V内容が圧巻 素質の高さは折り紙付き
「Road to Classic」をコンセプトに、春のダービーまで現2歳馬世代を独断で格付け。ランキング形式でお届けします。
牡・牝ともランキングに変動はなし。牡馬1位は札幌2歳Sを制したジオグリフで、2位は6月阪神で新馬戦Vのダノンスコーピオン。2頭ともスケールの大きさは相当だ。
今回は前回の当欄で紹介できなかった4位キラーアビリティをピックアップしたい。新馬戦では5着に敗れたものの、2戦目の小倉芝二千戦を1分59秒5の2歳コースレコードで圧勝。7馬身突き放した2着馬パーソナルハイが次戦、中京の未勝利戦を4馬身差で快勝しており、レースレベルも高かったと判断できる。デビュー2戦目でのVだが、素質の高さは折り紙付きだ。
牝馬1位は18年マイルCSを制したステルヴィオの全妹ステルナティーアで、2位はディープインパクト産駒のルージュスティリア。馬体や新馬戦のレースぶりからジャッジすると、ステルナティーアは桜花賞、ルージュスティリアはオークス向きだろう。
19日の中京新馬戦を勝ったディープインパクト産駒のトゥデイイズザデイ。母キトゥンズクイーンは、15年ダイアナS・米G1で3着の実績がある。
走破時計は2分4秒8と平凡だったが、レースの後半2Fは11秒1-11秒2の高速ラップを記録。ポテンシャルの高さがうかがえる数字だけに、次戦も注目しておきたい。