【神戸新聞杯展望】ダービー馬シャフリヤールが満を持して始動
「神戸新聞杯・G2」(26日、中京)
ダービー馬シャフリヤールが、いよいよ秋初戦を迎える。夏場は滋賀県のノーザンファームしがらきで英気を養い、8月12日に栗東へ帰厩。始動戦へ向けて順調に乗り込まれてきた。「数字は変わらずとも、いい筋肉がついてきた。精神的にも大人になってきた。特に不安点はないし、ダービー馬らしい走りを期待」と田代助手。結果はもちろん、勝ち方が問われる一戦だ。
皐月賞&ダービーでともに3着だったステラヴェローチェも、始動戦へ向けて調教のピッチを上げてきた。1週前は栗東CWで併せ馬を行い、好時計をマーク。須貝師は「2週前ぐらいから良くなってきた。春に比べてパワーアップしている」とひと夏を越しての成長に期待する。
青葉賞など重賞2勝を挙げるワンダフルタウンは、夏場の休養で爪の不安が解消。仕切り直しの一戦で本領を発揮する。京都新聞杯勝ち馬レッドジェネシスや、青葉賞2着馬キングストンボーイはダービーをパスして秋に備えた。陣営の期待通りの成長を見せており、復帰戦から力が入る。