【ローズS】タガノパッション闘走 反応しっかり!ひと夏越してパワーアップ

 「ローズS・G2」(19日、中京)

 栗東CWで闘志をにじませながら、タガノパッションが15日、力強い動きを見せた。直線で岩田康の右ステッキに応えると、しっかりと反応してフィニッシュ。6F83秒0-37秒9-12秒2をマークした。

 見守った鮫島師は、すこぶる上機嫌。「いつものようにちょっと出すだけで、ガッと出たという話だったね。スイッチは入りやすい。ちょっとプラス体重くらいだろうけれど、半回りくらい大きくなっているからね」とひと夏を越して、パワーアップした姿を感じ取っていた。

 3月に既走馬相手の初戦で3着に入ると、2戦目で未勝利戦を勝ち上がり、続くスイートピーSを制覇。デビューからわずか2カ月でのオークス参戦でも、4着と存在感を示した。キャリアは4戦と浅いが、そのうち3戦でメンバー最速の上がりをマークと鋭い決め手が武器だ。指揮官は「ハードなローテーションで臨んだオークスは上がりが(メンバーで)一番だった。秋は叩いて本番を狙える。いいパフォーマンスを期待しています」と先を見据える。

 強行軍だった春とは違い、夏にじっくりと成長を促して臨む秋。ここから飛躍の季節をうかがう。

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