【オート】早川清太郎が2年ぶり伊勢崎G1優勝 「展開でうまいところを突けました」
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「ムーンライトチャンピオンカップ・G1」(12日、伊勢崎)
開催最終日の12Rで優勝戦が行われ、早川清太郎(39)=伊勢崎・29期=が、6番手から3周1角で抜け出し、2年ぶり5回目の大会制覇を飾った。G1制覇は1年ぶりで通算9回目。優勝は今年3回目で通算37回目。2着は青山周平、3着には佐藤貴也が入った。
青山VS早川。地元の2強対決は、この大会の実績で上回る早川に軍配が上がった。2012、17、18、19年に続く5回目の優勝で、地元での強さを実証した。昨年9月の特別G1・プレミアムカップ(山陽)以来のグレードレース制覇だ。
レースは逃げた岩田を1周3角で佐藤が差して先行。早川は6番手から追い上げ、2周バックで岩田と木村をまくって2番手に。3周1角で佐藤を差して抜け出した。青山が5周3角で佐藤を差して次位に浮上したが、早川には届かなかった。
「今節は新品クランクに替えて、うまく調整ができました。準決同様、試走から手応えがあった。Sは遅れたけど、展開でうまいところを突けました」
次走は22日から飯塚で開催される全日本選抜オートレースに出場予定。悲願のSG初制覇を目指す。