【POG】エンギダルマ 母譲りの大物感漂う

 「新馬戦」(11日、中山)

 13年桜花賞馬アユサンを母に持つエンギダルマ(牡、父ルーラーシップ、美浦・手塚)が、土曜中山5R(芝2000メートル)でデビューする。

 いかにも幸運を呼び込みそうな馬名はココロノトウダイ、アサマノイタズラなどと同様、星野壽市オーナーが会社を構える群馬で、県民が親しむ上毛かるた「縁起だるまの少林山」に由来。4番子で初めての牡馬に、母も管理した手塚師は「きょうだいは、みんな性格がいい。お母さんに似ているし、大物感があるよ」と笑顔を見せる。

 最終リハは横山武を背に、昨年のオークス2着馬で、重賞2勝のウインマリリンと美浦Wで併せ馬。さすがに1馬身の後れを取ったが、強めに追われ、6F82秒6-37秒0-11秒5を計時した。「調教の動きからは、新馬を勝てるレベルにはある」と母同様の初戦突破を楽しみにしている。

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