【競輪】ガールズの比嘉真梨代が奈良で初優勝 山原さくらを微差で差し切る
「チャリロト杯・F2」(9日、奈良)
ガールズケイリンの決勝が10Rで行われ、比嘉真梨代(32)=沖縄・114期・L1=が1着。2018年7月のデビューから3年2カ月でうれしい初優勝を飾った。
レースは周回中4番手の山原さくら(高知)が赤板前から踏み上げると、後位は太田美穂(三重)と田中月菜(佐賀)でもつれる。太田が後退し、田中が山原を追いかけ、打鐘で仕掛けようとしたが、山原は先行態勢に入る。正攻法の比嘉は田中を制して山原後位を確保。山原がマイペースで先行したが、最終4角から外を踏んだ比嘉と並んでゴール。写真判定の末、微差で山原を差した比嘉が1着だった。
比嘉は果敢に仕掛けるタイプでなく、うまく立ち回って上位着を目指すスタイル。デビューから262走で1着19、2着64、3着66。車券でも2、3着で売れることが多い。